発行日 2002年4月1日
Published Date 2002/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2002176991
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54歳女.左股関節痛を主訴とした.股関節単純X線像では右脱臼性股関節症と左二次性変形性股関節症を認め,腰椎はCobb角42度の構築性側彎を呈していた.T字杖歩行などの保存療法に抵抗したため,左股関節に対して,S-ROM total hip systemを用いた転子下短縮骨切り術を併用した人工股関節全置換術を施行した.術後経過は良好で,術後6ヵ月のX線像では骨切り部での骨癒合が得られ,ステムの沈下や弛みは認めていない
©Nankodo Co., Ltd., 2002