乳癌に対するoncoplastic surgery
Oncoplastic surgeryとは
園尾 博司
1
1川崎医科大学附属病院
キーワード:
自家移植
,
脂肪組織
,
内視鏡法
,
乳房形成術
,
乳房腫瘍
,
細胞移植
,
脂肪細胞
,
皮下乳房切除
,
乳房温存療法
,
脂肪注入法
Keyword:
Adipose Tissue
,
Breast Neoplasms
,
Endoscopy
,
Transplantation, Autologous
,
Mastectomy, Subcutaneous
,
Mammaplasty
,
Cell Transplantation
,
Adipocytes
pp.953-955
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2015000786
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1990年代に根治性と整容性を両立させる乳癌手術の新たな概念として,oncoplastic breast surgery(OPBS)が欧州を中心に登場し世界に広がり,近年,日本にも急速に定着しつつある.本稿では,OPBSの概念および乳癌手術への応用について概説する.2012年の日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会設立,2013年の人工乳房(シリコンインプラント)の保険適用などが,今後日本におけるOPBS発展の追い風になるものと思われる.
©Nankodo Co., Ltd., 2014