必読 最新の肝切除(その1)
肝切除のトレーニング
窪田 敬一
1
1獨協医科大学 第二外科
キーワード:
局所解剖学
,
肝切除
,
肝動脈
,
術中期
,
超音波診断
,
門脈
,
チーム医療
,
現職教育
,
コンピュータシミュレーション
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Computer Simulation
,
Hepatectomy
,
Hepatic Artery
,
Inservice Training
,
Intraoperative Period
,
Portal Vein
,
Patient Care Team
,
Ultrasonography
pp.343-347
発行日 2010年4月1日
Published Date 2010/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010147103
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肝切除は背景肝、背景疾患により難易度が大きく異なり、術中出血、術後肝不全など重篤な合併症を伴う危険性のある手術である。肝臓外科医は手術手技に加えて、解剖学および肝発生の知識の充実、肝容積測定、シミュレーション手術、術中超音波に習熟する努力が必要である。手術手技は、肝実質の切離の仕方、出血量軽減方法、止血方法など本文で述べる各stepを踏んで、助手、術者、そして指導者の各々立場から経験を積み重ね、修得していくことが肝要である。
©Nankodo Co., Ltd., 2010