発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004013560
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
日本肝癌研究会では,原発性肝癌について2年ごとに全国原発性肝癌追跡調査を行っている.この追跡調査結果に基づき,肝細胞癌に対する各治療法の成績について述べた.症例数は追跡調査ごとに増加しており,肝細胞癌新規登録症例は第15回では17885例となった.この調査に基づく手術,PEI,TAEの成績の比較では,単発腫瘍は肝障害度A及びBでは肝切除の成績が良好であり,多発腫瘍では一部を除き治療法による成績に差は認められなかった
©Nankodo Co., Ltd., 2003