特集 上腹部臓器のvariation & anomaly
胆道(胆嚢胆管)
竹口 隆也
1
,
衣袋 健司
1武蔵野赤十字病院 放射線科
キーワード:
局所解剖学
,
憩室
,
消化器系奇形
,
総肝管
,
器官形成
,
胆管
,
胆管疾患
,
胆嚢
,
胆嚢管
,
胆嚢疾患
,
捻転
,
肝外胆管
,
解剖学的変異
,
重複胆嚢
,
腹部CT
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Bile Duct Diseases
,
Bile Ducts
,
Diverticulum
,
Cystic Duct
,
Gallbladder
,
Gallbladder Diseases
,
Digestive System Abnormalities
,
Hepatic Duct, Common
,
Torsion Abnormality
,
Bile Ducts, Extrahepatic
,
Organogenesis
,
Anatomic Variation
pp.374-384
発行日 2016年3月25日
Published Date 2016/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2016211639
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- サイト内被引用
胆管は肝内ではhepatic triadを形成し門脈,動脈に沿って走行する.一方,肝外である肝門部領域では必ずしも門脈と走行が一致せず,無数の合流形態が存在する.門脈や動脈と異なりCTやMRIでの非拡張胆管の描出には限界があるため,正常異型としてみられる一定のパターンを理解しておくことは,胆道癌などの肝胆道系術前診断において重要である.また,胆嚢の形状異型(奇形)はきわめて稀であるが,画像診断医としてその存在を知っておくことが肝要である.
Copyright © 2016, Gakken Medical Shujunsha Co., Ltd. All rights reserved.