肝胆膵の鑑別診断のポイント
第3章 膵臓 −膵の多発性嚢胞性腫瘤の鑑別
山田 康成
1
,
清永 麻紀
,
森 宣
1大分大学 医学部放射線医学講座
キーワード:
嚢胞性線維症
,
von Hippel-Lindau病
,
腫瘤
,
鑑別診断
,
膵偽嚢胞
,
膵嚢胞
,
腎嚢胞-多発性
,
磁気共鳴胆道膵管造影
,
膵管内乳頭腫瘍
,
腹部CT
Keyword:
Cystic Fibrosis
,
Diagnosis, Differential
,
Polycystic Kidney Diseases
,
von Hippel-Lindau Disease
,
Pancreatic Pseudocyst
,
Pancreatic Cyst
,
Cholangiopancreatography, Magnetic Resonance
pp.s202-s205
発行日 2016年3月10日
Published Date 2016/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2016191755
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症例1 30歳台,男性.頭痛を主訴に受診した近医での頭部MRIで,小脳に腫瘤を指摘された.精査加療目的にて当院へ紹介となり,腹部造影CTが施行された.
症例2 60歳台,男性.半年前から時々,軽度の上腹部痛を自覚していた.1週間前から痛みが持続するために近医を受診し,超音波検査が施行された.膵に多発する嚢胞性結節を認めたため,精査加療目的で当院に紹介となった.
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