特集 解剖学的構造を念頭においた中枢神経疾患の画像診断
脳梁の病変
宮坂 俊輝
1
,
田岡 俊昭
1奈良県立医科大学附属病院 放射線科
キーワード:
局所解剖学
,
MRI
,
脳梗塞
,
脳疾患
,
脳梁
,
神経発生
,
脳梁形成不全
,
脳血管
Keyword:
Anatomy, Regional
,
Brain Diseases
,
Corpus Callosum
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Brain Infarction
,
Agenesis of Corpus Callosum
,
Neurogenesis
pp.517-527
発行日 2015年3月25日
Published Date 2015/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/J00235.2015188395
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脳梁は大脳で最大の交連線維であり,様々な病態で変化がみられる.画像診断の中心はMRIであり,脳梁を詳細に観察することができ,また拡散テンソル法を用いれば,内部を通過する神経線維の解析が行えるようになってきている.本稿では神経解剖,発生および血流のこれまでの知見をまとめて,疾患との関連について触れる.(冒頭より)
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