Refresher Course
胎児MRI ―苦手意識を克服しよう!(後編)
中俣 彰裕
1
,
松木 充
2
,
古川 理恵子
2
,
中田 和佳
2
,
森 墾
1
1自治医科大学附属病院画像診断科
2自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児画像診断部
pp.1094-1109
発行日 2024年8月25日
Published Date 2024/8/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005660
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
胎児のスクリーニングは超音波検査が第一選択で,胎児の発育,胎児の解剖学的構造,胎盤,羊水などを評価する.超音波検査で異常所見が指摘されると,その異常所見の確認,精査,またその異常所見の原因検索のために,胎児MRIが用いられる.胎児MRIにて異常所見を認識し診断するためには,胎児の発育に合わせた解剖学的構造の変化や胎児特有の疾患を理解する必要がある.本稿では,本誌8月号の前編に引き続き,胎児MRIをわかりやすく解説する.気軽に一読して,苦手意識を克服していただきたい.
Copyright © 2024, Gakken All rights reserved.