特集 “現場的”外傷画像診断とIVR ~命を救うRadiologyのチカラ
4章 外傷CT読影ーここに注意! 4 骨盤・脊椎
渋谷 圭
1
,
一ノ瀬 嘉明
2
1群馬大学医学部附属病院 放射線診断核医学科/放射線治療科
2国立病院機構災害医療センター 放射線科
キーワード:
骨盤内臓器損傷
,
骨盤骨折
,
膀胱損傷
,
頸椎後頭関節脱臼
,
pseudosubluxation
,
頸椎過屈曲損傷
,
Chance型骨折
Keyword:
骨盤内臓器損傷
,
骨盤骨折
,
膀胱損傷
,
頸椎後頭関節脱臼
,
pseudosubluxation
,
頸椎過屈曲損傷
,
Chance型骨折
pp.S127-S134
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005368
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• 骨盤骨折では,合併する出血や血管・臓器損傷の確実な検出が重要である.
• 頸椎損傷の画像診断はCTが第一選択となったが,頸椎単純X線写真の系統的読影法はCTでも有用である.
• 胸椎以下の脊椎損傷は,胸部・腹部臓器損傷の合併に注意を払う必要がある.
• 受傷機転や患者背景・臨床症状の把握が重要であり,可能な限り患者・救急医の傍らで読影することが望ましい.
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