特集 “現場的”外傷画像診断とIVR ~命を救うRadiologyのチカラ
1章 外傷診療に携わる上で知っておきたいこと 2 救急・外傷の疫学と未来
篠塚 健
1
1京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学分野
キーワード:
救急医療体制
Keyword:
救急医療体制
pp.S12-S15
発行日 2024年3月10日
Published Date 2024/3/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000005352
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• わが国の救急医療需要は増加傾向にあるため,今後の高齢者急病の増加を見据えた救急医療体制の構築が必要となり,国の指針に沿って都道府県が医療計画を策定している.
• 外傷診療は平成13年(2001年)の『厚生労働科学特別研究報告』を契機に,防ぎえた外傷死を減らす取り組みが行われてきたが,さらなる外傷診療の向上が求められる.
• 施設ごとの外傷診療の質の向上は引き続き必要であり,画像診断を活用した外傷診療体制について,エビデンスの集積が求められる.
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