特集 癌治療後の局所再発と転移の画像診断
12. 前立腺
新本 弘
1
,
江戸 博美
1
1防衛医科大学校 放射線医学講座
キーワード:
前立腺癌
,
t-NEPC
,
赤色髄
Keyword:
前立腺癌
,
t-NEPC
,
赤色髄
pp.A145-A157
発行日 2023年9月10日
Published Date 2023/9/10
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004842
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● 前立腺癌術後, 放射線治療後の局所再発に関して,Prostate Imaging forRecurrence Reporting(PI-RR)という診断アルゴリズムが提唱された.
● 初回治療後にprostate-specific antigen(PSA)の上昇がない場合,画像によるルーチンでの経過観察は推奨されていないが,転移性ホルモン感受性前立腺癌や去勢抵抗性前立腺癌においては,定期的なCTや骨シンチグラフィの施行が推奨されている.
● 全身MRI,prostate-specific membrane antigen(PSMA)-PET/CTなどのnext generation imaging(NGI)の役割は,今後のエビデンスの蓄積により変化する可能性がある.
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