特集 ビギナーのための頭部画像診断 ―Q&Aアプローチ― 2023
解剖・正常変異―部位別の鑑別診断― 疾患と誤りやすいアーチファクトを教えてください.
森 墾
1
1自治医科大学医学部放射線医学講座
キーワード:
側脳室内偽腫瘍
,
頭蓋底偽腫瘍
,
内頸動脈偽狭窄
,
フレアサイン
,
偽性くも膜下出血
,
内頸動脈偽動脈瘤
Keyword:
側脳室内偽腫瘍
,
頭蓋底偽腫瘍
,
内頸動脈偽狭窄
,
フレアサイン
,
偽性くも膜下出血
,
内頸動脈偽動脈瘤
pp.46-47
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000004315
- 有料閲覧
- 文献概要
● 流れのアーチファクトを起こしやすい部位を常に意識する.例えば,Monro孔近傍での脳脊髄液のジェット流や,頸静脈球部の血液乱流など.
● 構造の境界では磁化率の違いによる画像のゆがみや信号の消失に注意を払う.
● FLAIR像では様々な原因によって偽性くも膜下出血(pseudo-SAHon FLAIR)を生じる.
Copyright © 2022, Gakken All rights reserved.