特集 スポーツ外傷・障害の画像診断
股関節
川原 康弘
1
,
上谷 雅孝
2
1長崎労災病院放射線科
2長崎大学大学院医歯薬学総合研究科放射線診断治療学
キーワード：
股関節
,
裂離骨折
,
疲労骨折
,
関節唇損傷
,
坐骨大腿骨インピンジメント
,
大転子疼痛症候群
Keyword:
股関節
,
裂離骨折
,
疲労骨折
,
関節唇損傷
,
坐骨大腿骨インピンジメント
,
大転子疼痛症候群
pp.576-586
発行日 2019年4月25日
Published Date 2019/4/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001126
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股関節のスポーツ外傷・障害の中で，日常診療で高頻度に遭遇する疾患である裂離骨折，疲労骨折，関節唇損傷，坐骨大腿骨インピンジメント，大転子疼痛症候群について解説する．裂離骨折，疲労骨折では，しばしば単純X線写真による所見が微細で，MRIが診断に有用である．関節唇のMRIによる評価には，放射状MRI，または3次元データより作成された放射状断面再構成像が推奨される．裂離骨折，坐骨大腿骨インピンジメント，大転子疼痛症候群では，画像所見が特異的な部位にみられる．
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