General Radiology診断演習
第 9 回 所見と症状との関係
木口 貴雄
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1現)一宮西病院放射線診断科(新潟市民病院放射線診断科)
キーワード:
心膜外脂肪壊死
Keyword:
心膜外脂肪壊死
pp.709-711
発行日 2018年5月25日
Published Date 2018/5/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000000548
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当院受診の3日前から左側胸部痛,左肩痛が出現.2日前には痛みは軽減したが,前日から胸痛が再燃し近医受診.その翌日起床後,疼痛が増悪し痛みで真っ直ぐ歩けないほどであり,ロキソニン服用.胸痛はやや軽快し,その後,当院救急外来を受診.BP 186/105mmHg,HR 79bpm,RR 15/分, BT 36.6℃, SpO2 98%(RA),胸部圧痛なし.深吸気で胸痛増悪.既往歴:10年前右乳癌術後,10年前から関節リウマチで近医にて加療されている. 血液検査所見:CRP 1.27mg/dl,他に特記すべき所見なし.
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