特集 心臓カテーテル検査・治療の基本と業務の流れ
最近の冠動脈治療の流れ
杉 佳紀
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1埼玉医科大学国際医療センター 心臓内科
キーワード:
経皮的冠動脈形成術
,
ステント
,
再狭窄
Keyword:
経皮的冠動脈形成術
,
ステント
,
再狭窄
pp.9-16
発行日 2020年12月25日
Published Date 2020/12/25
DOI https://doi.org/10.15105/CE.0000000874
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冠動脈疾患の治療は1977年にGrüntzigが行ったバルーン形成術に始まり,以後40年のうちに経皮的冠動脈形成術(PCI)として急速な発展を遂げてきた.もちろん,これにはデバイスの発展だけでなく,薬物治療,術者の技術向上などさまざまな要因が寄与して今のPCI治療がある.本稿では,冠動脈治療の歴史を交えながら最近の冠動脈治療の流れについて述べる.
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