特集 適剤適処! Bz受容体作動薬 リスク/ベネフィット比を最適化する
リスクと向き合う・リスクに備える Bz受容体作動薬の副作用② 持ち越し効果・自動車運転などへの影響
柏原 蓉子
1
1NPO法人AHEADMAP
pp.2095-2100
発行日 2024年11月5日
Published Date 2024/11/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2024130008
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Key Points
単回使用の場合,作用時間が長くなるにつれ翌朝への影響が大きくなり,用量依存性も認められる.
慢性使用の場合,投与初期は最も影響が出やすく,運転などに従事させない指導が必要.使用期間が長期にわたるとは初期よりリスクが低下するものの,患者の状態により注意が必要である.
漫然処方,多剤処方を控え,単剤で最小量の処方が望ましい.
Copyright © 2024 NANZANDO Co.,Ltd. All Rights Reserved.