特集 2023年なにあった? 今年注目の診療ガイドライン&新薬・新規効能・新剤形
Catch Up! 新薬・新規効能・新剤形④ 円形脱毛症の治療に新たな選択肢!
今西 久幹
1
,
今西 明子
2
1大阪公立大学大学院医学研究科 皮膚病態学
2大阪市立総合医療センター 皮膚科
pp.2178-2183
発行日 2023年12月5日
Published Date 2023/12/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2023130015
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Key Points
円形脱毛症は,毛包組織に対する自己免疫反応によって脱毛を生じる疾患である.
主にインターフェロン(IFN)-γ,インターロイキン(IL)-15による,JAK-STAT経路を介したシグナル伝達が病態に関与する.
新たな治療薬として,JAK1/2阻害薬のバリシチニブと,JAK3/TECファミリーキナーゼ阻害薬のリトレシチニブが承認された.
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