特集 2022年なにあった?
Catch Up!診療ガイドライン COPD診断と治療のためのガイドライン,改訂!
川山 智隆
1
,
藤木 玲
,
外山 貴之
,
松永 和子
1久留米大学 医学部内科学講座呼吸器・神経・膠原病内科部門
キーワード:
Steroids
,
生活の質
,
多剤併用療法
,
Muscarinic Antagonists
,
吸入投与
,
重症度指標
,
診療ガイドライン
,
呼吸理学療法
,
肺疾患-慢性閉塞性
,
症状評価
,
Adrenergic Beta-2 Receptor Agonists
,
喘息-慢性閉塞性肺疾患オーバーラップ症候群
Keyword:
Severity of Illness Index
,
Steroids
,
Practice Guidelines as Topic
,
Administration, Inhalation
,
Asthma-Chronic Obstructive Pulmonary Disease Overlap Syndrome
,
Quality of Life
,
Drug Therapy, Combination
,
Muscarinic Antagonists
,
Adrenergic beta-2 Receptor Agonists
,
Symptom Assessment
,
Pulmonary Disease, Chronic Obstructive
pp.3003-3010
発行日 2022年12月5日
Published Date 2022/12/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2023043047
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<Key Points>●慢性閉塞性肺疾患(COPD)は喫煙習慣によって発症し,加齢とともに悪化するため,超高齢社会の日本では患者は増加することが予想され,健康寿命に影響を及ぼす慢性呼吸器疾患の一つである.●COPD患者の管理目標の一つである健康寿命の延長を達成するには,早期スパイロメトリー検査の実施による早期確定診断が鍵になるが,スパイロメトリーが実施できないときのCOPD-Q質問票はCOPD診断スクリーニングに有用である.●『COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン2022』では安定期治療のアルゴリズムをそれぞれの治療法におけるクリニカルクエスチョンに対するシステマティックレビューの結果に基づき作成している.
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