特集 頻用漢方薬の使いこなし 典型レシピ・奥の手レシピ
牛車腎気丸
伊藤 友一
1
1済生会山形済生病院 リハビリテーション科
キーワード:
抗腫瘍剤
,
四肢
,
しびれ
,
牛車腎気丸
,
疼痛-神経障害性
,
筋肉減少症
,
フレイル
Keyword:
Antineoplastic Agents
,
Neuralgia
,
Frailty
,
Extremities
,
Sarcopenia
,
Gosha-jinki-gan
pp.2372-2373
発行日 2022年8月5日
Published Date 2022/8/5
DOI https://doi.org/10.15104/J01461.2022265993
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<Key Points>(1)この漢方処方が適応となる「主要な症候に関連付けられる症候」は?動物実験の結果、牛車腎気丸には疼痛緩和のほかに、サルコペニア予防や抗老化作用があることもわかってきた。背筋の筋疲労や筋萎縮を来すサルコペニアが適応となる。(2)この漢方処方の「使い処・使い時」は?抗がん剤の副作用である薬剤性神経障害(手足のしびれ)を抑制させる作用もあるとの報告もある。
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