連載
ジェネラリストのためのLGBT講座(第19回) DSDs 体の性のさまざまな発達の新しい理解と総合診療
ヨ・ヘイル
1
,
ネクスDSDジャパン
キーワード:
性分化疾患
,
性的発達
,
総合診療
,
性的少数者
Keyword:
Sexual and Gender Minorities
,
Disorders of Sex Development
,
General Practice
,
Sexual Development
pp.1336-1340
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.15104/J00821.2022004001
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<POINT>・性分化疾患(DSDs)に対しては「男でも女でもない」、「男女両方の特徴」などの神話的な偏見がある。しかし、こういった表現や告知は医学上でも人権支援上でも現在では不適切とされている・DSDsはLGBTの人々と混同されることが多いが、全く別のもの。性別違和の訴えでDSDsが判明するケース、およびDSDsで性別違和があるケースは実は極めて少ない。・総合診療においてDSDsについて押さえるべきは、性別違和ではなく、女性の原発性無月経および女性・男性の二次性徴不全である
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