隔月連載 やさしい短歌のよみ方,つくり方・第4回
短歌のテーマ(1)季節と自然
横山 未来子
pp.1256-1257
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001203573
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短歌にはさまざまなテーマがあります。和歌の時代から、春夏秋冬の季節の歌、相聞(恋の歌)、挽歌(亡き人を悼む歌)などがありました。また、近現代では、自然詠(自然をうたった歌)、職業詠(職業や職場をうたった歌)、社会詠(社会をうたった批評性のある歌)と呼ばれるものもあります。これら呼び名がついているテーマ以外にも、現代ではさまざまなテーマを自由にうたうことができます。短歌は花鳥風月のような雅なものをうたうというイメージが強いかもしれませんが、身のまわりのちょっとした発見やできごとにも、短歌のテーマはたくさん隠れています。
今回は、春夏秋冬の季節や自然をテーマにした短歌をご紹介します。
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