連載 医療職のための宗教講座・第4回
神道
板井 正斉
1
Masanari Itai
1
1皇學館大学
pp.1270-1275
発行日 2021年10月15日
Published Date 2021/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001202736
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身近なのに,よくわからない「神道」
医療職の皆さんが「神道」と聞いて思い浮かべることは何でしょうか? 「神話」の中に登場する八百万の神様たちでしょうか.それとも「初詣」や「七五三」といった節目の行事かもしれませんし,緋色の袴の「巫女さん」や装束を身にまとった「神主さん」も目にとめたことがありそうです.はたまた,ご友人が最近の「パワースポット」ブームで全国の神社を参拝されるのにたまたま付き添っていたら,いつのまにかご自分も「御朱印」集めにはまっていたりしていませんか.
そう考えると,われわれの日々の暮らしの中で「神道」は案外身近なのかもしれません.それでも常に意識して過ごしているかと言われるとそんなことはないでしょうし,あらためて「神道とは何か」なんて訊かれたら答えに悩むことでしょう.
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