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特集 おしゃれを楽しむことを支える作業療法
おしゃれを楽しむことで得られる変化②作業療法における化粧への支援—クライエントにとっての化粧を考える
Changes obtained from enjoying make-up:The meaning of make-up to clients and occupational therapy support
石橋 仁美
1
,
石井 良和
2
,
石橋 裕
2
Hitomi Ishibashi
1
,
Yoshikazu Ishii
2
,
Yu Ishibashi
2
1東京工科大学
2首都大学東京大学院
pp.1207-1213
発行日 2014年11月15日
Published Date 2014/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5001200043
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Key Questions
Q1:女性にとっての化粧の意味とは?
Q2:作業療法で化粧へ支援を行う際の主目標とは?
Q3:あらゆるOTが運営できる作業療法理論に基づいた化粧への支援とは?
はじめに
「化粧」や「作業療法で行う化粧への支援」と聞いて,どのようなことを思い浮かべるだろうか.前者は,顔を彩り華やかにするもの,後者は,意欲向上や楽しみの獲得を目的とした集団で行われる支援,というところだろうか.本稿では,女性にとっての「化粧」の意味とともに,筆者が考える作業療法で行う化粧への支援について述べる.さらに,筆者らが株式会社カネボウ化粧品(以下,カネボウ化粧品)と共に共同開発した支援プログラムを一部報告する.
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