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編集後記
大上 正裕
pp.214
発行日 2000年4月15日
Published Date 2000/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4426900128
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1990年代に本邦で始まった内視鏡下外科手術は,この10年間で急速に適応を拡大してきた.この間を振り返って,手術適応の拡大に大きく寄与した幾つかのエポック・メーキングとも呼べる周辺医療機器の登場があった.
まず最初に,1990年秋のEndoclipの登場が挙げられる.これにより,腹腔鏡下胆嚢摘出術の際の胆嚢管,胆嚢動脈の結紮など,脈管の処理が非常に簡単になったことは腹腔鏡下手術の普及に大きく貢献した.
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