学会報告
「第8回日本内視鏡外科学会総会」報告
久次 武晴
1
1佐賀医科大学
pp.71
発行日 1996年2月15日
Published Date 1996/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.4425900013
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これまで(第1回から第7回まで)の内視鏡下外科手術研究会が全国学会に改組され,その初回学会を第8回日本内視鏡外科学会として佐賀で開催した.会期は平成7(1995)年11月29日(水),30日(木)で,会場は佐賀市文化会館で全館を使用して6会場と器械展示場を配置した.
今回の学会では,主題を「内視鏡外科手術の創意と工夫」とした.特別講演は出月康夫理事長の「内視鏡下手術の進歩と普及には何が必要か」,招待講演はRalph J.Lewis M.D.(The Cardio—Thoracic Surgical Group, PA, U.S.A.)の“VATS non-rib spread simultaneously stapledIobectomy:A new technique”およびJeffrey W.Milsom M.D.(The Cleveland Clinic Foundation,Dept.of Colorectal Surgery, U.S.A)の“Therole of laparoscopic techniques in colorectalsurgery”,招請講演は宝塚市立病院産婦人科の伊熊健一郎部長による「産婦人科領域における腹腔鏡下手術の現況—腹部外科領域との協調を含めて」,会長講演は「肝外胆道走向異常—胆石症手術との関連において」であった.
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