連載 ICUフェローからのメッセージ
第18回:米国の医学シミュレーションセンターの取り組み
鹿瀬 陽一
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1東京慈恵会医科大学 麻酔科 集中治療部
pp.226-230
発行日 2013年1月1日
Published Date 2013/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100519
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2012年5月から,1年間の予定で米国のピッツバーグにある医学シミュレーションセンター(WISER)に客員研究員として留学しています。留学の目的は,シミュレーションセンターの運営方法を調査すること,シミュレーションをどのように医学教育に取り込んでいくのかを探ること,および実際にシミュレーションの作成方法を習得することです。留学して約半年が経過し,何となくWISERの概要とそれを取り巻く環境がわかってきましたので,簡単に報告します。医学シミュレーションの位置づけや内容に関する報告は次回で,今回は,WISERの環境や設備,その運営などについて報告します。
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