連載 世界一周クルーズ紀行
ドクトル・タカサキのぶらり旅
⑩ 米国領なのにスペイン語の国
高崎 眞弓
1
1宮崎大学
pp.1036-1037
発行日 2011年10月1日
Published Date 2011/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101101367
- 販売していません
- 文献概要
世界の三大クルーズ海域は,エーゲ海,カリブ海,それにアラスカ湾だ。カリブ海とアラスカ湾の中心に米国があることは決して偶然ではない。これは,クルーズの盛んな米国が,自分たちを中心に考え,決めたものである。米国人が,1~2週間の休みを家族とともに楽しむために,米国東海岸発と西海岸発の二つのクルーズ海域が最適なのだ。三世代の米国人家族が,そろってクルーズ船に乗り込み,にぎやかに楽しむ姿が目に浮かぶ。
「飛鳥II」も,定番のカリブ海を回り,パナマ運河を通峡して北上し,アラスカ湾へ向かう。世界一周で,三大クルーズ海域を一つでも外すと片手落ちになるのかもしれない。
すでにエーゲ海については取り上げたので,今回は南のカリブ海を,次回は北のアラスカ湾を書くことにしよう。
Copyright © 2011, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.