特集 ここが変わった!—呼吸器診療 最新スタンダード
Ⅵ.睡眠呼吸障害・呼吸管理
呼吸管理
平林 亮介
1
,
富井 啓介
1
1神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科
キーワード:
NIV
,
HFNC
,
呼吸不全
Keyword:
NIV
,
HFNC
,
呼吸不全
pp.185-189
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232680740010185
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ここが変わった!
●過去のスタンダード
・呼吸管理の基本は挿管人工呼吸であり,NIRS(非侵襲的呼吸補助)はあくまでそれを補完する役割を担っていた.
・患者に装着するインターフェースの選択肢が限られ,患者の不快や皮膚損傷などが問題となりやすかった.
・慢性Ⅱ型呼吸不全に対する在宅NIVのエビデンスはあるが,実際の導入のハードルは高く,継続できないことも多かった.
●現在のスタンダード
・HFNC,CPAP,NIVといった多様なデバイスが使用可能となり,呼吸管理のファーストラインとしてNIRSを行うことが一般的となっている.
・鼻カニュラ,種々の形状や素材のマスク,ヘルメットなど,多様なインターフェースが使用でき,治療効果や患者の忍容性が改善している.
・在宅HFNCが保険収載されたことでNIVの前段階や不適の患者でも対応でき,より多くの患者に有効なNIRSが可能になっている.

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