特集 あらためて考える—肺癌周術期治療 課題とこれから
Ⅴ．免疫チェックポイント阻害薬を用いた周術期治療
切除可能な非小細胞肺癌に対する術前治療における免疫チェックポイント阻害薬の有効性
福田 祥大
1
,
濵田 顕
1
1近畿大学医学部附属病院外科学講座呼吸器外科部門
キーワード：
非小細胞肺癌
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
術前療法
,
術前・術後療法
,
周術期治療
Keyword:
非小細胞肺癌
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
術前療法
,
術前・術後療法
,
周術期治療
pp.72-78
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.243232680730010072
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POINT
●切除可能肺癌に対する免疫チェックポイント阻害薬を用いた術前療法，術前・術後療法の有効性が示され，標準治療の一つとなった．
●免疫チェックポイント阻害薬を術前療法のみに投与するのか，もしくは術前療法と術後療法ともに投与するのかについての是非は明らかとはなっていない．
●現在，さらなる肺癌周術期治療開発が進められており，今後，切除可能肺癌の予後の改善が一層期待される．
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