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Dr. Bourguignonを囲む筋生理の会
江橋
1
1東大藥理
pp.45-47
発行日 1955年8月15日
Published Date 1955/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905846
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この4月の医学総会に,遙々海を超えて馳せ参じた外国学者の中に,André Bourguignonという名を見出すことができる。Bourguignonといえば,生理関係者でなくとも,「ChronaxieのLapicque-Bourguignon」と思い出される人も多いであろうが,これは,その有名なBourguignon教授の令息であり,今総会の主賓の一人Besançon教授の女婿でもある。
Dr. Bourguignonは,総会で特別講演をされたが,その時は,お祭り騒ぎ的な会場の雰囲気もあり,また氏自身も,日本の業績に詳しくないという事情に加わつて,充分な意見の交換もできなかつた。そこで,もう一度,膝をまじえて討論をし,且は,わが国の研究水準を知つて貰おうという含みもあつて,内薗博士(東大生理)の盡力により,この会が催されることになつたのだそうである。
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