特集 遺伝子・タンパク質のファミリー・スーパーファミリー
8.信号伝達系
細胞内
接着分子
膜4回貫通型タンパクスーパーファミリー
義江 修
1
1シオノギ医科学研究所
pp.542-544
発行日 1995年10月15日
Published Date 1995/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900996
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[構成員]CD9/MRP-1/DRAP27,CD37,CD53/OX-44,CD63/ME491/Ptlgp40/AD1,CD81/TAPA-1/M38,CD82/C33/R2/IA4/4F9/KAI-1,CO-029,SAS,A15/CCG-B7/TALLA-1,TI-1/Uroplakin Ib,Uroplakin Ia,L6,RDS/Peripherin,Rom-1,Sm23,Sj23
概説
膜4回貫通型タンパクスーパーファミリー(Transmembrance 4 superfamily,Tetraspans superfamily:以下TM4SF)は,1990年に初めてその存在が知られるようになった膜タンパクファミリーである。遺伝子クローニングが進むにつれて,血液系の細胞表面マーカーや腫瘍マーカーなどがこのグループに属することが明らかになってきた。最近,シグナル伝達,細胞凝集,転移などとの関係でこのファミリーが注目されている。
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