特集 今知っておきたい認知症診療—専門医×プライマリ・ケア医で築くこれからの現場力
【All about Dementia】
治療各論(治療の最前線)
❶抗アミロイドβ(Aβ)抗体療法の現状と今後
佐藤 謙一郎
1
,
岩坪 威
2
1東京大学医学部附属病院 認知症共生社会創成治療学
2国立精神・神経医療研究センター
キーワード:
APOE ε4
,
ARIA
,
遺伝学的検査
,
適応判断
Keyword:
APOE ε4
,
ARIA
,
遺伝学的検査
,
適応判断
pp.732-735
発行日 2026年7月15日
Published Date 2026/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360070732
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2060年には日本の65歳以上の約3割が認知症または軽度認知障害(MCI)になると推計され、その主な原因疾患であるAlzheimer病(AD)への対策が喫緊である。近年、抗アミロイドβ(Aβ)抗体薬を中心とする疾患修飾薬(DMT)が急速に進展し、2023年の承認・保険償還により実臨床での使用が可能となった。本稿では、臨床実用の現状と課題、今後の研究開発動向を、2025年末までの情報に基づき概説する1, 2)。

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