特集 今さら聞けない臨床現場のAI—結局何に使えるの?
【各論 具体的なAIの臨床応用事例】
❹AIによる薬剤選択・処方支援—6Sアプローチのsystemsを生成AIで再現する
青島 周一
1
1医療法人徳仁会中野病院
キーワード:
生成AI
,
ChatGPT
,
処方支援
,
EBM
,
個人情報
Keyword:
生成AI
,
ChatGPT
,
処方支援
,
EBM
,
個人情報
pp.387-391
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360040387
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臨床上の意思決定においては、質の高い医学情報を効率的に収集する必要がある。医学情報の収集アプローチの1つとして、6Sピラミッドと呼ばれる情報ヒエラルキーを挙げることができる(図1)1)。同ピラミッドは、情報の質や網羅性だけでなく、情報検索の効率性も重視されていることから、原著論文がヒエラルキーの最下層に位置している。
一方、最上位のsystemsは、ピラミッドの下位階層に位置している医療情報と、患者個別の診療情報を統合するシステムとして位置づけられた、臨床上の意思決定のための理想的な情報源である。端的には、電子カルテの患者情報と最新のエビデンスを統合し、最適な薬物療法の提案や処方支援を行うシステムと言えるだろう。

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