特集 Hospitalistのための画像診断—③腹骨盤部編
Part 2 各論:臓器ごとの読影方法
2.肝臓—評価すべき項目と,肝腫瘤の画像診断
金子 揚
1
,
松尾 政之
1
Yo KANEKO
1
,
Masayuki MATSUO
1
1岐阜大学医学部 放射線医学教室
pp.445-455
発行日 2025年7月1日
Published Date 2025/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218804090120030445
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肝臓は「沈黙の臓器」といわれている。それは病気があっても自覚症状が出にくく,症状が出る段階ではかなり進行している場合が多いことを意味している。別の観点からは,早期発見のために画像診断の意義が大きいともいえる。
本稿では画像診断に際し,肝臓の評価すべき項目,および典型的な肝腫瘤の画像診断につき概説する。

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