研究報告
高齢者自立支援に向けての運動プログラムの検証―身体・精神活動におけるパワーリハビリテーションとゴムバンド体操の比較
池口 和子
1
,
高瀬 美由紀
2
,
汐田 哲史
3
,
野口 博
3
,
谷村 千華
4
,
平松 喜美子
4
1ミネル株式会社ワールド学院
2前鳥取大学医学部保健学科
3社会福祉法人ソウェルよどえいずみの苑
4鳥取大学医学部保健学科
pp.838-843
発行日 2008年10月15日
Published Date 2008/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101177
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本研究の目的は,パワーリハビリテーションとゴムバンド体操の効果を比較することである。対象者は65歳以上の男女28名。運動を3か月間施行したが,グループ間で身体的・精神的活動性に有意な差は見られなかった。しかし,パワーリハグループでは介入前後の生活体力度が有意に改善していた。高齢者の自立を支援していくためには,各人に適切な運動を推奨することが重要である。
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