特集 ケアの質の保証とクリティカル・パス
介護力強化病棟におけるクリティカル・パス
阿部 弘由己
1
1永生病院総務課
pp.422-427
発行日 1997年6月10日
Published Date 1997/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900652
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介護力強化病棟について
介護力強化病棟とは,1990(平成2)年4月に特例許可老人病院の選択制で導入されたものである.当院は表1のとおり,1993(平成5)年12月に入院医療管理移行計画承認を受け,翌年の1994(平成6)年7月より介護力強化病棟への移行を開始した.現在774床中,412床が介護力強化病棟のケアミックス病院である.
この制度は,付添廃止による介護者の院内化(当院ではケアワーカーと呼ぶ)と,看護・介護・注射・検査・投薬等の支払いを包括化したものである.この制度導入により当院でも大きな変革があった.
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