連載 看護事故の舞台裏・2
鳴り響くモニターのアラームにどう対応していますか?
長野 展久
1
1東京海上日動メディカルサービス医療本部
pp.182-185
発行日 2014年2月10日
Published Date 2014/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686103009
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ナースステーションにはさまざまな電子機器が設置されています。脈拍,血圧,呼吸数などのモニターをはじめとして,電子カルテの端末や画像診断のディスプレイ,PHSと連動したナースコールなどが,ところ狭しと並んでいることでしょう。
こうしたハイテク機器をうまく使いこなすことができれば,正確な病態把握はもちろん,患者の状態の変化に先手,先手を打つことができます。実際にアラーム音から容態急変を早期に察知して,首尾よく救命につながった事例も数多いでしょう。重症患者さんを収容する病棟であればあるほど,電子機器から得られる恩恵は計り知れません。
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