特集 周術期看護を取り巻く諸問題
扉
pp.95
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101668
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医師-看護師の業務分担論議が加速化するなかで,周術期において看護師が担う役割についても問われている。新しい職種の創設論議が先行しているが,周術期におけるチーム医療のあり方をまず明らかにしたうえで,看護が担うべき専門性をさらに追求する必要がある。
急性期病院の経営と手術件数が直結していることは言うまでもないが,限られたスタッフでの過重な労働実態があるなか,インセンティブの付与,配置規準の創設も検討する必要があろう。新人が配属されることの多い手術室における教育の問題も見逃せない。
本特集では,手術室および周術期看護を取り巻く諸問題について取り上げる。
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