BOOK MARK
―講演会「改革せまられる自治体病院」―自治体病院の今後のあり方とは
本誌編集室
pp.999
発行日 2007年11月10日
Published Date 2007/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686101073
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近年,自治体病院の厳しい経営状況の実態が明らかになり,具体的な改革の方策が検討されている。本年5月の経済財政諮問会議では,総務大臣が,1)経営効率化,2)再編・ネットワーク化,3)経営形態の見直し,の3つの視点に立った改革を推進する旨を表明した。7月23日には,6月19日の「経済財政改革の基本方針2007」を受けて,「公立病院改革ガイドライン」策定のための「公立病院懇談会」(以下,懇談会)が立ち上がり,現在までに3回の会議が開かれている。
さる9月8日,懇談会の座長である長おさ隆たかし氏の講演会が,「改革迫られる自治体病院」と題して開催された(主催:株式会社医療シス研)。長氏は公認会計士として,民間病院のコンサルタントを長年務めており,1996(平成8)年からは,総務省地方公営企業病院経営アドバイザーとして,30を超える自治体病院の改革に関わっている(2005年9月より委嘱)。
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