連載 こもれび輝く日から始まった 私のこだわり看護管理[6]
エキスパートナースが実践する”セルフケア技術“
陣田 泰子
1
1聖マリアンナ医科大学病院看護部
pp.495
発行日 2004年6月10日
Published Date 2004/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686100497
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- 文献概要
いま臨床現場には,身をおいているものでないと実感できないほどの厳しさがある。多くのナースは荒波におぼれず必死で1年,2年とキャリアを積んでいく。
基礎教育では「思考中心」,現場では「実践中心」,この基軸の変換に新人ナースたちは戸惑いながらも進んでいく。そして現場で患者さんたちとの出会いを経て,やがて「思考」と「実践」が真に出会う時が来る。真の出会いには,そこに必ず患者さんがいる。「思考=理論」と「実践」の真の出会いを経験したナースは強い。その後,どんな困難が生じてもおそらく乗り越えられるだけのエネルギーとなる。
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