特集 日本看護診断研究会・第2回学術集会報告
一般演題
14.妊婦・分娩および産褥期における看護診断の検討(第1報)—助産録の用紙を中心に
山内 康江
1
,
川上 澄枝
1
,
稲田 陽子
1
,
亀尾 克栄
1
,
加持谷 多栄子
1
,
足塚 則子
1
,
瀬尾 有里
1
,
前田 隆子
2
,
三瓶 まり
3
1鳥取大学医学部附属病院・産科病棟
2鳥取大学医療技術短期大学部
3鳥取大学医療技術短期大学部・看護学科
pp.201-207
発行日 1993年2月28日
Published Date 1993/2/28
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900136
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はじめに
鳥取大学医学部付属病院産婦人科病棟では16年前からPOS記録方式を導入しており,助産に関する記録もこれにのっとっている。しかし,従来使用してきた記録のデータベースは分娩の進行に関するものに重点が置かれ,妊産婦の看護上の問題点が引き出しにくい現状であった。
今回,情報収集から看護診断の過程をゴードンの看護の枠組み1)を基本に,継続看護も実施できる記録用紙を作成した。また,この用紙を利用して記録された看護診断について若干の検討を加えたので報告する。
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