特集 少子化,分娩施設の集約,就業場所の偏在etc.から 助産師のよりよい未来像を描く!
扉
pp.9
発行日 2015年1月25日
Published Date 2015/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200089
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現在,助産師が直面している課題はさまざまあります。
少子化による分娩件数の減少,産科閉鎖による分娩施設の集約,教育機関の増加に伴う教員や実習施設数の不足,助産師就業数の大規模病院への偏在,業務拡大に関する議論や,分娩開業助産所の減少など……。
しかし一方で,高齢出産後の育児支援や,メンタルケアの必要な褥婦の支援なども含めた産後ケアや育児支援が必要とされています。
また,開業助産師の行なうケアは,絶やしてはならないものと認識されていますし,大多数を占める勤務助産師も各施設でさまざまな工夫をしながら助産ケアを日々提供しています。
これら直面する課題にどう向き合っていくか——。
助産師がすべての母子ケアに携われることを念頭におき,施設勤務,開業,教育現場など,働く場所はさまざまでも,すべてが連携しながら,助産師のよりよい未来像を描きませんか。
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