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Australian Midwifery Expoが開催されます
平岡 敦子
1
1県立広島大学保健福祉学部看護学科
pp.711
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100381
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Australian Midwifery Expo 2006: In one VoiceとBi- Annual Association of Child Birth Educators Conference (C&N project people企画・主催)が9月13~15日にオーストラリアのアデレードで同時開催されます。助産管理,教育,周産期エクササイズ,ウィメンズヘルス,生殖医療など多岐にわたる助産テーマについてセッションが用意される予定です。世界のさまざまな分野で活躍する助産師を対象としていて,病院勤務助産師から地域ケアを中心に独立活動をしている助産師,大学や妊産婦教育専門助産師,海外の少数民族のコミュニティケアを中心に活動している助産師など,ユニークな面々が集います。前回を参考にすると,参加者はオーストラリアやニュージーランドなどオセアニア圏を中心にアジア圏,北アメリカ圏などから集まってきます。今大会は日本人のための通訳があるそうです。
私は前回の大会(2004年開催)で発表しました。そのときも熱いディスカッションが展開され,活発に質問が飛び交うなか,私の発表原稿はいずこへ……と思うほど,私が持っていたネタを参加者たちはどんどんと掘り下げていき,異国の出来事を理解・共感し,同時に貴重な意見を提供してくれました。このセッションを通して参加者との一体感と満足感を覚え,また彼女らの「知りたい,聞きたい,語り合いたい」欲求の強さを実感させられたのでした。
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