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NEWS DIGEST
pp.1112-1113
発行日 2014年12月10日
Published Date 2014/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200065
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
胃がん8割,ピロリ菌が原因
除菌で30〜40%発生減
胃がんの発症につながるとされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)について,世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機関の作業部会は,全世界の胃がんの約8割はピロリ菌の慢性的な感染が原因とする報告書をまとめた。
ピロリ菌の除菌で胃がん発生の危険性が30〜40%減る可能性があることから,各国がピロリ菌を考慮した胃がん対策をとるよう勧めている。
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