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“弁当の日”っておもしろい―子どもの育つ環境を変える!香川県滝宮小学校の食育プログラム/「生きる力」を目覚めさせる,子どもが作る“弁当の日”―弁当作りで子どもが,地域がつながりあえる
竹下 和男
1,2
1香川県国分寺町立国分寺中学校
2前 香川県綾南町立滝宮小学校
pp.617-619,650-653
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100517
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「弁当の日」の朝,教室は騒然となる。
ほめて,ほめられて,子どもどうしが繋がっていく
6年,馬場翔子さんの弁当「おいしーい弁当」。
チャーハン,ちくわのしょうがやき,ミートボール,ブロッコリー,たまごやき,みかん。チャーハンのうえにのせたブロッコリーの緑が目にあざやか
食べるのがもったいない気分。
おいしさに,つい口元がゆるむ木村さん
「弁当の日」ってなに?
「弁当の日」の文字に拒否反応をする親(母親)がたくさんいます。「メニューに苦しむ」「早起がつらい」を連想してしまうからだと思います。実際,「お母さんの手作り弁当の日」「愛情弁当の日」と銘打って,月に一度ほど実施している幼稚園は全国にあり,この「弁当の日」に悪戦苦闘している母親がけっこう多いようです。
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