私の発言
看護教員養成講習を終えて—真に学び得たものは何か
貞広 満里枝
1
1広島県立看護専門学校
pp.393-398
発行日 1978年7月25日
Published Date 1978/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907223
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はじめに
私はこの度,昭和52年度厚生省主催の看護教員養成講習会(開催地・広島)に参加する機会を得,6月から11月までの6か月間,講習生として学んだ.
講習会はかなり強行なスケジュールであったが,教員としての必要な知識を得るために,私は希望して参加した.講習は本当にあっという間に過ぎてしまった感があり,現在は再び現場に帰って仕事をしている.分厚いノートと資料,研究のまとめは残っているが,このままにしておくと,講習で得たことが十分整理できぬまま,どんどん過去に追いやられてしまうようで,この限られた,そして貴重な期間の中で,私はいったい何を学び得たのか,考えてみることにした.
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