連載 生涯学習をめざす看護職者のために・4
行政が主導する看護生涯教育―厚生労働省の場合
丸山 美知子
1
,
大室 律子
2
1厚生労働省看護研修研究センター
2千葉大学看護実践研修センター
pp.706-709
発行日 2001年8月25日
Published Date 2001/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902578
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看護研修研究センターは,1977(昭和52)年に看護教員養成および看護教育研究を目的に唯一国の機関として設置された.運営は国の直轄であり,厚生労働省医政局看護課に位置付けられている.
看護教員養成は1948年に3か月コースが開始されて以来,1966年には6か月コースとなり,東京以外の地方都道府県にも委託するなど,教員養成研修を強化している.さらに,看護教育の質の向上を図る必要性から厚生省(当時)は当センターに教務主任や学校長など学校管理者の教育として幹部看護教員養成課程(1年間,設置:1977),看護教員養成課程(1年間,設置:1978)を設置した.併せて,看護教育の国際協力を促進するため海外研修生受け入れ課程も設置(1981)した.
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