98年度新設大学院紹介
高知女子大学大学院看護学研究科看護学専攻
山﨑 美恵子
pp.656-657
発行日 1998年8月25日
Published Date 1998/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901893
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高知女子大学の沿革および理念
高知女子大学は,昭和19年設立の高知県立女子医学専門学校および同22年設立の高知県立女子専門学校を母体として,同24年2月に文部省の設置認可を受け,家政学部生活科学科の単科大学として開学した.その後,昭和27年に家政学部の中に日本で最初の4年制の看護婦養成機関として看護学科を増設した.昭和31年・39年の改組を経て,平成10年4月には4学部6学科・1大学院と改編し,家政学部の1学科であった看護学科が看護学部として独立し,大学院看護学研究科看護学専攻を設置した.それにともない,研究施設を十分に確保した新キャンパスを高知市中心部より車で15分のところに開設した.
高知女子大学は,50年にわたり一貫して女子教育に貢献してきた伝統を尊重している.本研究科(修士課程)は,常に変化する保健医療を取り巻く環境の中で,健康に対する課題に看護の様々な活動分野において積極的にチャレンジし,看護実践のみならず研究教育や政策の場でも,先駆的変革者として活躍できる看護専門職者の育成を目的としている.また,地域社会の看護研究や看護研修の拠点としての役割を担うことにより,看護学の学問的発展に貢献し,地域の人々の健康に寄与することを目指している.
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