特集 いま,ケアとは何かを問う
看護する喜び―早期授乳によって回復へ向かった破裂脳動脈瘤患者の事例から
菅野 淳子
1
,
川島 靖子
1
,
剣持 一代
1
1川口市立医療センターICU・CCU病棟
pp.824-826
発行日 1997年11月25日
Published Date 1997/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901708
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看護という仕事は病む人に,自らがこれまで経験してきたことや,受けた教育のすべてをもって援助を行う.その過程は必ずしも容易ではなく,時に困難にぶつかる.しかし,その中で「看護婦をしていてよかった」と思う,キラリと光る瞬間がある.
私たちは妊娠後期に破裂脳動脈瘤を発症したA子さんを看護する中で,大きな喜びを経験した.
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