特別記事
看護を目指す“若者”への効果的介入―今こそ必要な支援
杉山 恵子
1
1神奈川県立よこはま看護専門学校
pp.408-412
発行日 2009年5月25日
Published Date 2009/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101196
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「いまどきの若者は……」という言葉を耳にしない時代はないのではないだろうか。そして,この言葉を使うときには,よくない意味で用いられることが多いように思う。また,「いまどきの若者は……」と言い出した時点で自分を若者と切り離しているのではないかとも考えられる。最近では『若者はなぜ3年で辞めるのか』(光文社新書)『若者が3年で辞めない会社の法則』(PHP研究所)など,“3年”がキーワードとなっているようだが,看護師の世界では,3年どころか1年以内の離職が増加し,課題となっている。
一般的に若者は青年期までとされているが,今回は社会人経験のある学生を含めて,看護を目指す若者に対する効果的な介入について述べてみたい。
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